今年のゴールデンウィークも終わり、授業が再開した。久しぶりの長期休みで体を休められ、有意義な時間を過ごすことができた。我が家では、毎年ゴールデンウィークに岡山県に住む祖父に会いに行く。今年は、例年に比べかなり暑く紫外線も強かったため、日焼け止めと日傘がなければ外を歩けないほどであった。

今回は、祖父の家の他にも様々な場所を巡ったのだが、その中でも水木しげるの出身地である鳥取県境港市を訪れたことが最も印象に残っている。

境港市には『ゲゲゲの鬼太郎』『悪魔くん』などの水木作品と、妖怪に関する展示などが多くある「水木しげる記念館」や、描いた作品に登場する妖怪の像が多く並んでいる「水木しげるロード」がある。また近くを走るJR境線は「鬼太郎列車」という別名があり、駅名全てに妖怪の愛称が付けられている。例えば余子駅は「こなきじじい駅」、上道駅は「一反木綿駅」となっている。ちなみに水木しげるロードの最寄り駅である境港駅は「鬼太郎駅」である。

ロードの中にあるお店は外観や内装が凝っており、一反木綿の等身大モニュメントや『ゲゲゲの鬼太郎』に登場する「妖怪ポスト」が設置されているなど、作品の世界観を味わえるものが多くあった。一緒に訪れた祖父も楽しそうにしていた。

また、祖父の家の近くに叔父と叔母の家があり、いとこにも会うことができた。2人とも小学生なのだが背がかなり伸びていて、成長の早さに驚いた。父方の親戚一同で集まることはほとんどなかったので、良い思い出になった。

来年は私も20歳。次に祖父たちと会うときは、みんなでお酒を飲むのが楽しみだ。(有)

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