青山祭や相模原祭をはじめ、ライブ会場などでも観客に笑いを届けるナショグルお笑い愛好会。本学指折りのお笑いサークルである本愛好会はどのような活動をしているのか。所属している四方小源太さん(フ2)と永冨恭子さん(総2)に、出場しているお笑いイベントやお笑いの魅力について聞いた。
会員は主に表立ってコントを行う演者と、ライブの運営を行う裏方のスタッフがいる。スタッフはライブの音響や照明を動かしたり、宣伝用のポスターや動画を作ったりしている。
普段は、毎週火曜日に次のライブに向けた打ち合わせや、ネタのアドバイスなどの情報交換をする部会を開いている。ライブは主に学内で教室を借りて開催し、特に最近では新歓ライブを教室で行い、他大学の学生をはじめ誰でも見ることができるライブも行っている。
10月の相模原祭や11月の青山祭では、本多記念国際会議場などの、普段よりも大きな会場を用いてライブを行い、例年2000人以上の来場があるなど、多くの人に笑いを届けている。また、青山祭は最上級生最後のイベントでもあるため、愛好会にとっても節目となるイベントでもある。また、お笑い以外にも、合宿や旅行などのサークルとしてのイベントも開催しているそうだ。
基本的にライブや部会は青山キャンパスで行っているが、相模原キャンパスの学生も多く所属し、日々技術向上にむけて切磋琢磨している。
活動の魅力について聞くと「ライブでネタを披露して大勢の人が笑ってくれたときはとても楽しい」と四方さんは話す。また裏方のときは、自分の作ったオープニング映像が流れた時にやりがいを感じるという。
4月27日より予選が行われているアマチュア芸人の大会であるCONTestでは、本愛好会から2年生トリオである『希望マリア』が準決勝に進出した。5月18日には準決勝が行われるが、意気込みを聞くと「たくさんの人にウケて、決勝まで上がりたいという気持ちで臨んでいる。まだまだ勝ち上がるつもりだ」と力強い言葉をもらった。
5月19日には駒澤大学のお笑いサークル『ナイフとフォーク』との対決ライブが行われる。また、5月21日にはナショグル内での3学年対決ライブ「Fuつつか者ですが」が開催される。さらに、5月26日にはワタナベエンターテインメントが主催する「笑学祭」の準決勝が行われる。本愛好会からは『知育』と『マサチューシッホ工科大学』が進出している。詳細情報はナショグルの公式Xを確認してほしいとのことだ。大会での活躍を期待したい。
最後に本学学生に向けて「新歓期間が終わっても年中参加希望者を募集している。お笑いをやってみたい人や、ライブの裏方に興味がある人はぜひXやインスタグラムのDMに連絡してほしい」とメッセージを送った。
連休明けで陰鬱な気持ちに陥りやすいこの時期。ぜひお笑いの力を借りて明るく乗り切ってほしい。