
第103回関東学生陸上競技対抗選手権大会が5月9日〜12日に国立競技場で開催された。本学陸上競技部は短距離ブロック・長距離ブロック共に多くの種目で入賞し、大活躍の大会となった。
男子2部1500mで宇田川瞬矢(総3)を含め本学から3名の選手が10日の決勝に出場した。宇田川は昨年の本大会で優勝し、王者として挑むことになった。レースはスローペースで始まり、集団で混戦という形であった。残り1周に差し掛かると宇田川はかけていたサングラスを投げ捨て、先頭に踊り出たものの残り200m地点で青木龍翔(立大2)に交わされた。懸命に追いかけるもそのまま2着(3:53.41)でゴールとなった。

宇田川は、決勝を振り返り「悔しかった」というただ一言に思いを込めた。また「結果には満足していない。練習不足で自分のレースができなかった」と続けた。今年の箱根駅伝10区を走った後の調整が難しかったようだ。
トラック種目や駅伝で活躍する青学のスピードスターの復活に期待したい。