10月24日、プロ野球2024年度新人選手選択会議(ドラフト会議)がグランドプリンスホテル新高輪で行われ、本学から西川史礁外野手(法4)がオリックス・バファローズ(以下、オリックス)との競合の末、千葉ロッテマリーンズ(以下、ロッテ)に、佐々木泰内野手(コ4)が広島東洋カープ(以下、広島)にそれぞれ1位で指名され、プロへの第一歩を踏み出した。昨年の常廣羽也斗投手(23年度・法出身)、下村海翔投手(23年度・コ卒)に続き、2年連続でドラフト1位選手が2名誕生した。

オリックスとロッテから1位指名を受け、ロッテの交渉権獲得が決まった西川は「野球を始めたころからプロ野球選手になるという思いを持ってやってきたので、その夢が叶ってうれしい」と語った。一方、佐々木は広島から1位で指名されると驚いた表情を浮かべ「正直こんなに高い評価だとは思っていなかったので驚いた。気持ちが引き締まるし、覚悟が決まった」と素直な思いを語った。昨年、先輩2人が1位指名を受け佐々木は「来年は自分たちが」と思ったという。良きチームメイトであり、ライバル関係でもある二人だが、西川は「同じ右の似ているバッターでいいライバルになり、ここまで二人で成長してこられたので、ともにドラフト1位で入団できるのはとても嬉しい」と、佐々木は「西川がいてくれたおかげで負けたくないという気持ちが生まれ、今まで頑張れて、この結果がついてきたと思うので、西川にはすごく感謝している」と語った。

目標とする選手について聞かれると西川は「村上宗隆選手や近藤健介選手。今年の3月に侍ジャパンに選出されたときに見て、自分もこのような選手になりたいと思った。追い越せるように頑張りたい」と答えた。佐々木は「現在メジャーリーグで活躍している鈴木誠也選手のように、球団や日本を代表する打者になれるように頑張りたい」と答えた。

今後の目標について聞かれると西川は「バッティングと守備に自信があるため、それをどんどん発揮していきたい。一年目からチームの戦力になれるように全力で頑張りたい」、佐々木は「広島でチームの中心選手となっていけるように頑張っていきたい」とそれぞれ意気込んだ。

プロ野球選手としての一歩を踏み出した彼らの今後の活躍から目が離せない。