2024年度青山祭が11月1日から3日にかけて開催された。期間中は一時的に大雨に見舞われるなど天候に恵まれない部分はあったものの、多くの来場者でにぎわいを見せた青山祭は大盛況のうちに幕を閉じた。

今年度は『Cherish―拝啓、愛おしい未来へ―』をテーマに掲げ、学生のみならず幅広い年代の来場者を迎えた。青山祭だけでなく、著名人のインタビューや特集記事などの情報が盛りだくさんのパンフレットも販売され、多くの人が手に取り、青山祭をより一層楽しんでいた。
中庭ステージや、7号館前ステージでは有志団体が渾身のパフォーマンスを披露したり、各団体がそれぞれの特徴を活かした出店や教室展示を行ったりした。メインストリートやロータリーは出店の呼び込みの声で大いににぎわっていた。
初日には、本多記念国際会議場にて俳優の玉木宏さんをゲストに迎えたトークショーが行われた。玉木さんの登場時には会場が黄色い歓声に包まれ、お悩み相談コーナーやプレゼントコーナーなど直接話せるような企画も行われた。
2日目はあいにくの大雨であったにも関わらず、構内は多くの人でにぎわった。2日目のラストには、青山祭ライブ2024が青山学院講堂にて行われ、若者から絶大な人気を誇るバンド、indigo la Endが登場した。アンコール含め計11曲を披露し、観客を熱狂させた。
最終日には、青山祭で最も高い評価を得た団体を決定するA―1グランプリの結果が発表され、総合部門、ポスター部門、CM部門の3部門で上位になった団体への表彰が行われた。エンディングセレモニーでは、様々なジャンルの団体がパフォーマンスを行い、青山祭のラストを飾った。
3日間ともに多くの人が来場し、活気にあふれていた青山祭。ここでの学生の輝かしい姿は、創立150周年を記念する年にふさわしいものであっただろう。