6日、令和6年度東都大学野球秋季1部リーグ戦および第55回記念明治神宮野球大会優勝報告会がガウチャー記念礼拝堂前にて行われ、本学硬式野球部が出席した。

 報告会は記念礼拝で幕を開けた。その次に、安藤寧則監督が優勝報告を行い「昨年あと一歩のところで四冠を逃し、今年こそは絶対に達成してやるという気持ちで戦ってきた。四冠を達成することができたのは、応援してくれた人達の力が大きかった。来年も四冠を達成できるよう努力していきたい」と力強く感謝と決意を述べた。

 次に千葉ロッテマリーンズからドラフト1位指名を受けた西川史礁(法4)が挨拶し、「応援の力があったからこそ四冠を達成できた。4年生はこれで引退となるが、後輩たちが2年連続の四冠を達成してくれると信じている。来年も大きな声援をお願いしたい」と感謝の言葉を口にした。

その後、硬式野球部の主将を務め、広島東洋カープからドラフト1位指名を受けた佐々木泰(コ4)も挨拶し「四冠を達成できてほっとしている。本学硬式野球部はここで満足するチームではないので、更に強いチームとなれるよう後輩たちには頑張ってほしい」と話した。

 また、佐々木の挨拶の中で新主将が藤原夏暉(法3)になることもサプライズ発表された。藤原は「大好きな先輩と四冠を達成できて良かった。このチームなら必ず連覇を達成できると思っているので、力強い声援をお願いしたい」と意気込みを話した。

 報告会終了後、取材に応じた西川は後輩に向けて「頼もしい後輩たちで、力も十分に持っている。絶対に勝てると思うので、強い気持ちで一試合一試合を戦ってほしい」とメッセージを送った。また佐々木は「四冠を期待されプレッシャーもあると思う。そんな中でも自分たちのカラーを出して、勝てるように頑張ってほしい」と期待を口にした。

 藤原主将を中心として始動する、本学硬式野球部の新チームから目が離せない。