選手紹介:太田蒼生(コ4)
1年次から4年連続の箱根駅伝出場を果たした最強の駅伝男。前回大会では3区を走り、逆転・区間賞・日本人学生初の1時間切りを果たした。今季は出雲駅伝・全日本大学駅伝に出場し、平林清澄(國學院大4)や篠原倖太郎(駒大4)ら各大学のエースと互角の走りを見せた。

序盤から、太田はハイペースでレースを展開した。5kmで先頭との差を18秒縮め、区間賞ペースをキープしたまま13km手前で野沢悠真(創価大3)に追いつき、2位集団を形成した。また、酒匂橋では中央大学との差を1分14秒に縮め、野沢も引き離して徐々に中央大学の背中をとらえ始めた。

終盤の登りもペースを大きく落とすことなく、1時間0分24秒で5区若林宏樹(地4)に襷をつないだ。4区スタート時点で2分24秒あった差を45秒差に縮める快走を見せ、見事区間賞を獲得した。

往路連覇に向け、若林が前の中央大学を追う。