今年度のGlobal Weekについて学生リーダーを務めた滝本智丹さん(政2)に話を聞くことができた。イベントの苦労について「今年度は、公募で選ばれた学生スタッフ10人で3つのイベントを開催した。本学全体を巻き込んだ大きなイベントであるため、イベントの企画運営や広報での苦労があった」と語る。Global Villageでは日本に来たばかりの留学生にもイベント協力のお願いをしたという。規模の大きさも相まって多くの不安があったが、積極的に参加してもらい、結果として計8カ国の留学生に参加してもらったそうだ。紙面版で取りあげたGlobal Menuについて「世界の料理を体験してもらうため、目新しさと美味しさを追求したメニューを考案した。沢山のアイデアから2つに絞ることや、試食会を通じて味を確認するなど試行錯誤の連続だったが、IVYCSの方と協力しながら無事完成させることができた」とその裏の苦労を明かした。
今年度は相模原キャンパスでも同様にイベントが行われたが、青山キャンパスと同じほどの盛り上げを見せたわけではなかった。それを踏まえて、今後のイベントの展望について「今後は相模原キャンパスでの大規模開催と参加率の向上をしていきたい。相模原では、Global Challengeというビンゴゲームと展示会を中心に進めていきましたが、認知度が低く、留学生との関わりが少なかったと感じた」と今後の展望を話す滝本さん。相模原キャンパスにもF棟の一階にチャットルームがあり、開室時間であれば、いつでも国際交流の機会をつかむことができる。行ったことがない人はぜひ一度行ってみるといいだろう。
最後に「青学に通う多くの留学生は、日本の学生と仲良くなりたいと思っている。そのため、Global weekを国際交流の入口として、新たな出会いが生まれるきっかけになれば幸いだ」とメッセージをくれた。世界へと飛び出す窓はすぐそばにある。そのことを意識して学生生活を送ってほしい。

モニュメントを設置する本学学生スタッフ