8月22日、本学体育会軟式野球部は第2回全日日本大学軟式野球選抜大会に出場した。結果は惜しくも敗退となってしまったが、現チームで初の全国出場を掴んだこのチームに、秋季リーグにも期待が高まる。

主将の南林優作(情3)は試合について「率直に悔しいという感情がある。普段出場しているリーグ戦と比べてレベルが高かった。久々の全国大会で空気感などが掴みにくく、シンプルに力負けしてしまった」と全国大会の壁について振り返る。

授業がある期間は週3日間、長期休暇中は週4日間の練習を行い、今年の夏も全国大会に向けチーム全体のレベルアップを行なった軟式野球部。今年度のチームは昨年度のチームから良いところも引き継ぎながら、とても楽しく野球ができるチームだと南沢は話す。その空気感の中でも、真剣さを求める部分では皆が一つの方向を向くことが出来るようなチームだ。だからこそ、全国大会までのトーナメントでも優勝し、全国への切符を掴むことができた。

全国大会に出場ができたことに対しては、「ストレートに勝ち抜いたわけではなく、ワイルドカードの様な形での出場決定だった。出場に向けて厳しい状況ではあったが勝利することができてうれしかった」と南沢は語る。また、「チーム全体の総合力がピークにあるなかで全国大会出場を決めることができた。それにより、春から夏にかけて良い流れで活動していくことができたのではないかと思う」と振り返った。

南沢は、これからの軟式野球部について「夏の全国大会は悔しい結果に終わってしまったが、秋のリーグ戦は勝ち抜いて、もう一度全国大会に出る切符を掴むことができるように練習を積み重ねていきたい」と意気込みを告げた。

秋季リーグで、軟式野球部がどのような活躍を見せるのか。今後の彼らの活躍からも目を離すことはできない。