
ギターアンサンブル部、通称ギタアンは、コンボ部門とアンサンブル部門の2つの部門から成る本学公認の団体である。今回は、部長の田島拓実さん(社3)に話を聞いた。
ギターアンサンブル部の2つの部門のうち、アンサンブル部門はクラシックギターの合奏によるJPOPのカバーを中心に活動している。一方で、コンボ部門はバンド形式で、インスト曲と呼ばれる楽器だけの曲を披露する部門である。
この「インスト曲だけを演奏する」という特徴に驚く学生も多く、「変な部活だと思われがち」なのだそうだ。しかし、田島さんはこの部活について「実際、他団体と比べたら変な部活ですが、みんな音楽が好き、楽器が好きな部員ばかりで他と変わらないので安心してほしい」と話す。
部員は一年を通して、新歓や「肩慣らし」と呼ばれる6月の演奏会、青山祭、定期演奏会、クリスマスコンサート、卒業コンサートと、様々な場で演奏を披露している。演奏する機会は他団体と比べると少ないというが、少人数のため全員がじっくりと練習して演奏できることも魅力の一つなのだそうだ。
今後の抱負について、田島さんは「両部門ともに少ない部員を増やしていきたい」という目標を掲げる。今年の新歓シーズンは既に終了したが、「ギターアンサンブル部は途中加入も多いため、今後も勧誘に力を入れていきたい」と話す。また「青山祭など多くの人に見てもらえる舞台でギタアンの良さをしっかり伝えられるような演奏を披露するために、普段の練習を頑張りたい」との意気込みを教えてくれた。
田島さんが考えるギターアンサンブル部の魅力は「部員のみんながのびのびと活動しているところ」だという。仲良くのびのびと音楽を楽しむギターアンサンブル部の演奏を、ぜひ一度聴いてみてほしい。